パークゴルフとグラウンドゴルフとの違いは?

コースの特徴の違いについて

グラウンドゴルフとパークゴルフは、いずれも少ない打撃回数でボールをゴールへ入れるスポーツですが、異なる特徴がいくつかあります。
このページで詳しく解説いたします。

グラウンドゴルフのコースの場合

グラウンドゴルフは、8ホールを1コース単位として、平坦で障害物がほぼ無い芝生や砂地の比較的小さな土地にコースを作りますので、公園や空き地で遊ぶ事ができます。

道具はゴールになる”ホールポスト”と、1打目を打つ際のボールを置く、”スタートマット”がセットで1ホールとなります。
ホールポストもスタートマットも地面に置くだけで設置完了できる為、地面を掘る事もなく、撤収も手軽で素早いので公共の場所で気軽にできます。

パークゴルフのコースの場合

パークゴルフは専用に整備された土地でプレーされることが一般的で、9ホールを1コース単位として構成されています。

コース内には一般のゴルフのように、水溜まりや砂地のバンカーや傾斜地もありますが、気軽に楽しめるよう難易度は低めに設定してあります。
ゴールとなる”ホールカップ”は、一般のゴルフのように地面に埋めてありますので、パークゴルフ場は撤収をしない常設コースである事がほとんどです。

クラブとボールの特徴の違いについて

グラウンドゴルフのクラブとボールの場合

グラウンドゴルフでは、日本グラウンド・ゴルフ協会が認定したクラブとボールを使用します。認定品には協会ロゴマークのシールや印刷があります。

クラブは、パークゴルフと比べるとフェース(打球部分)の反対側の面がほぼ平らになっているのが特徴的な形です。
日本グラウンド・ゴルフ協会で、価格上限が決められているので、極端に高いクラブは無く、気軽に初められるスポーツです。
クラブの長さは標準の84cmの他、短い80cmや長め88cmが作られており、身長に合わせて選ぶ事ができます。

パークゴルフのクラブとボールの場合

パークゴルフでは、国際パークゴルフ協会が認定したクラブとボールを使用します。認定品には協会ロゴマークのシールや印刷があります

クラブの形状はフェース(打球部分)の反対側の面が膨らんだような形をしているのが特徴です。
クラブに使用する木材や金属は柔軟で硬質な高級素材が使用され、価格は入門用では2万円くらいから、高級クラブでは1本10万円を超える物もあります。
クラブの長さは、ほとんどが85cmのみ作られています。

ボールは、グラウンドゴルフと同じようなサイズと重量ですが、それぞれの協会認定品を使用する必要がある為、専用のボールが必要となります。

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