下の動画を見て下さい。
ゲートボール用のスティックは、シャフト(スティックシャフト)とスティック(スティックヘッド)に分解できます。
スティックシャフトは、グリップを含む棒の部分です。
スティックヘッドは、ボールを打つ円柱状の部分です。
ヘッドとシャフトが分離するタイプのスティックは、シャフトとヘッドのどちらかを別のものと交換でき、その際の接続部分の形状の違いを表しております。
もちろん、同じ接続タイプ同士のシャフトとヘッドでなければ取付ける事ができませんので、ご注意下さいませ。
+ロックタイプは、スティックシャフトとスティックヘッドの接続部分の形状が+字になっております。接続するときにその+字を合わせた後、ネジを締める要領で、スティックヘッド(もしくは、スティックシャフト)を回転させて固定します。ちなみに、+ロックタイプは「十字」ロックタイプと呼びます。
+ロックタイプは、スティックシャフトとスティックヘッドの接続が楽に出来ることが特徴です。
ネジタイプは、単純に、スティックシャフトとスティックヘッドの接続部分がネジになっております。ネジを締める要領で、スティックヘッド(もしくは、スティックシャフト)を回転させて固定します。ネジの直径は、14mmΦと15mmΦがあります。
ネジタイプは、+ロックタイプに比べて、接続したときに接続部分のシルエットがスリムに見えることが特徴です。若干、重量も軽いです。
また、扁平なグリップを使用している場合、接続する時の回転により、スティックヘッドに対するグリップの向きの調整はむずかしいものです。ズームタイプはグリップの付け根にも長さなどを調節できるようになっており、ここでもグリップの向きを調節できますが、+ロックタイプのほうがグリップの向きを簡単に揃えられるように設計されております。
コンパクトズームとズーム、2ピースは、スティックヘッドを取り外すことができるスティックシャフトです。
その日のコンディションで、今日はこのグリップのスティックシャフト、もしくは、スティックヘッドを使いたい、たまには、別のグリップを試してみたいのでスティックシャフトだけを交換したい、スティックヘッドが古くなったので買い換えたい、などのご要望にお答えすることができます。
スティックシャフトとスティックヘッドの接続形状の違いにより、+ロックタイプとネジタイプに分類することができます。
コンパクトズームは、スティックシャフトのバーの真ん中あたりで分解することができます。
持ち運びやすさ重視の方に特にオススメです。
コンパクトズームとズームは、グリップの付け根の部分でスティックの長さを調節することができます。
スティックの長さが決まらない方や、スティックの長さを変えてゲームを楽しみたい方にはうってつけのタイプです。
またズームタイプは格納時で商品により50cm~60cmと、コンパクトズームタイプほど短くはなりません。
2ピースはスティックシャフトの長さを調節することができません。あらかじめ数種類の長さを用意しております。
スティックの長さが決まった方や、伸縮せず長いままで持ち運びたい、若干、コンパクトズームやズームに比べて軽いため、少しでも軽くしたい方におすすめしたいタイプです。
これらとは別に、1ピースは、スティックシャフトとスティックヘッドを取り外すことも、スティックシャフトグリップの付け根部分でスティックの長さを調節することも出来ないタイプです。別名、一体型とも呼びます。
コンパクトズーム、ズーム、2ピースのほとんどがカーボンやチタン、アルミ合金と金属製が主流なのに対して、1ピースは、そのほとんどが木製です。大変趣のある、木のぬくもりを感じることのできるタイプで、球を打ったときに出る音や感触が金属製のスティックとはまた違った心地よさを感じることができるタイプです。
当店が販売するスティックの中で、ズームと名のつくスティックは、グリップの付け根の部分でスティックの長さを調節することができるようになっております。
金具回転ロック式とグリップ回転ロック式とは、スティックの長さを調節する、グリップの付け根にある調整部分の形状の違いを表します。
金具回転ロック式は、スティックシャフトのバーの部分とグリップ部分とは別に長さを調節するために回転して固定する金具が付いたタイプです。手元で金具を回転させて長さを調節することができます。特に扁平なグリップの向きを合わせながら、長さを調節することができます。扁平なグリップを使用しているスティックシャフトは金具回転ロック式で設計されています。
グリップ回転ロック式は、グリップ自体を回転させて長さを調節して固定するタイプです。すばやく直感的に長さを変えることができます。
カーボン、チタン、アルミ合金など、シャフトやヘッドは様々な素材で作られております。
カーボン、チタンは、曲がりに強く、たとえ誤って踏んだとしても、極端に曲がってしまうことはありません。非常にしなやかで、強度のある素材です。ゴルフクラブや釣竿などにも使われる素材で、特に長さのある2ピースのスティックシャフトには、強度を保つのに使われる素材です。
アルミ合金は、スティックを軽くすることができます。カーボン、チタンほど強くありませんが、通常ゲームを楽しむくらいの力加減でしたら十分に使用に耐えうる素材です。